前日まで行われた北海道のてっぺん、宗谷岬を自転車で目指す総走行距離300km超のロングライドイベント、「TEPPEN-RIDE 2018」。
このツアーは、「天塩川シーニックバイウェイルート運営代表者会議」「宗谷シーニックバイウェイルート運営代表者会議」が企画・主催し、株式会社アイロード・プラスがツアー販売を行い、2018年9月22日から24日の日程で実施しました。
そのてっぺんライド、およびR3モニターツアーも無事に終了し、宮崎みちくさツアー組は帰途に着きました。
これまで三日間かけて自転車で旭川からから稚内までたどり着いたわけですが、この日は一気に車で旭川空港まで移動します。
7時過ぎに、スタッフの皆さんのお見送りを受け、後ろ髪を引かれながら稚内サンホテルを後にしました。
筆者は、夜更けのラーメンでお腹一杯で朝食を食べられず。
ルートはオロロンラインはひたすら南下しました。
途中、初めて利尻富士を見ることができました!
ちょっといい気分。ようやく念願が叶いました。
北の大地の荒涼とした風景。人生で何度もお目にかかることもないでしょうから、しっかりと胸に刻み込みました。
クルマは快調に進みます。二日前に通り過ぎた、オトンルイ風力発電所もあっという間に通過してしまいました。
てっぺんライド中、ずっと連れ添った天塩川の河口もなんだか名残惜しい。「道の駅 てしお」で休憩。9時前だったので、まだお店は開いてませんでした。
オロロンラインは、道道106号線から国道232号線へ。
右手に、オロロンラインの語源となったオロロン鳥(ウミガラス)の繁殖地として知られる天売島(てうりとう)・焼尻島(やぎしりとう)が見えてくると、そこは羽幌町です。
羽幌町では、「甘えびファクトリー蛯名倶楽部」さんに立ち寄りました。残念ながら、この日は風が強く海が時化ていて漁に出られず生甘えび、ボタンエビが入荷していなかったのですが、皆さん思い思いのお土産を買われていました。ソフトクリームも美味しかった!
お昼は話題のお店、苫前町「すみれ」さんへ。ミニ海鮮丼とラーメンのセットをいただきました。
ラーメンは前日の広宣さんと食べ比べてみたかったので、同じ塩ラーメンで。個人的には、広宣さんの方が好きかな。
海鮮丼では、待ってました、甘えびが載ってます!美味い!
他にもウニ丼など、メニューがたくさん。
(ここだけの話、地元の方はスーパーで1000円くらいでウニを買ってきて自宅で食するそうです)
さて、お腹が満足した後は、小平町にある国の重要文化財「旧花田家番屋」を目指しました。有田副編集長が「ここだけは外せない!」と力説していました。
道の駅も併設してあり、お土産も豊富にありました。
番屋の建物は意外と大きく、往時の繁栄ぶりが伺えました。
この先のルートは、ドライバーの東さんにお任せだったので筆者は全く把握していないのですが、おそらくは留萌から国道233号線へ、それから国道12号線を旭川に向かったと思われます。
旭山動物園に14時前に到着。
旭山動物園といえば、日本最北の動物園でありながら、入園者数はあの上野動物園に匹敵するという、すごいところです。ただ見せるだけではなく、自然の中での行動を伝えることをテーマにしてから、入園者数が激増したそうです。
園内はとても広く、とても一気に回りきれません。しかし、帰りの飛行機の時間が迫ってきました。
駆け足で園内を回り、旭川空港へ。何とか16時25分発JAL556便に間に合いました。
そして無事に宮崎空港に22時着。皆さんをお送りし、私たちも帰路につきました。
このツアーの直前に起きた北海道地震では、多くの方々が被害に遭われ、弊社社長も札幌出張中に被災しました。皆様には、心からお見舞い申し上げます。1日も早い、復旧をお祈りいたしております。
ツアーの舞台となった道央、道北地方は地震の被害はほとんどありません。全国の皆様、安心してご旅行に行かれてください。
この記事が北海道の皆様のお力に少しでもなれたら、幸いです。